国立感染症研究所 肝炎ウイルス研究情報データベース 利用規約

 

第1条(データーベースの目的)

 この肝炎ウイルス研究情報データベース(以下データベース)は、国立感染症研究所ウイルス第二部が肝炎ウイルス研究の推進および若手研究者の育成のために設置するものである。本データベースは、 A型・ B型・ C型・ D型・ E型の5種類の肝炎ウイルスを対象とし、これらのウイルスが関与する肝炎のウイルス側因子とホスト側因子、治療効果・副作用発現・薬剤耐性発現等に関する情報を収集し、研究者に提供することで国内の肝炎ウイルス研究を推進することを目的とする。

 

第2条(データーベースの管理・運営)

 本データベース用のサーバは国立感染症研究所内に設置する。データベースの管理・運営はウイルス第二部内に設置したデータベース運営委員会(以下運営委員会)が行う。

 

第3条(運営委員会と倫理委員会)

 運営委員会はウイルス第二部部長を委員長とし、ウイルス第二部室長および部外委員により組織される。さらに運営委員会の下に倫理委員会をおき、データベースに登録される検体情報や臨床情報、その他個人情報の収集、登録、公開の可否に付き審議を行う。倫理委員会はウイルス第二部部長を委員長とし、ウイルス第二部室長および所外委員により組織される

 

第4条(データベース利用者)

 データベース利用者は、原則として国内の肝炎ウイルス研究者とし、事前に登録が必要である。登録された利用者には固有のアカウントが発行され、ユーザIDとパスワードで管理認証される。利用者はアカウントを他人に利用されることの無いよう、パスワードの管理責任を負う。また、登録内容に変更が生じた時は速やかに運営委員会に届出る。利用者は本人の申し込みにより登録され、運営委員会により承認される。原則として利用者のユーザIDと氏名、所属はデータベース上で公開される。届出内容に虚偽があった場合には、運営委員会は事前の通知なく当該会員の登録を取り消すことができる。

 

第5条(禁止事項)

 本データベースにおいて下記の事項を禁止する。

 1.他の利用者、第三者の著作権、その他の権利を侵害する行為、また侵害する虞のある行為。

 2.他の利用者、第三者の財産もしくはプライバシーを侵害する行為、または侵害する虞のある行為。

 3.他の利用者、第三者に不利益もしくは損害を与える行為、またはそれらの虞のある行為。

 4.公序良俗に反する行為もしくはその虞のある行為、または公序良俗に反する情報を他の利用者に提供する行為。

 5.犯罪的行為もしくは犯罪的行為に結びつく行為、またはその虞のある行為。

 6.事実に反する、またはその虞のある情報を提供する行為。

 7.営利を目的とした行為、またはその準備を目的とした行為。

 8.本データベースの運営を妨げる行為、または信用を毀損する行為。

 9.アカウントを不正に使用する行為。

10.その他、法令に違反する、または違反する虞のある行為。

11.その他、運営委員会が不適切と判断する行為。

 上記行為を行った場合、運営委員会は事前に通知すること無く当該利用者の登録を停止もしくは削除することができる。

 

第6条(書き込み事項の削除)

 運営委員会はデータベース上に登録された情報、もしくは書き込まれたコメントが下記に該当すると判断した場合、当該情報または文章を削除することができる。

 1.登録情報およびコメントが第5条に該当する場合。

 2.データベースの保守管理上必要であると判断した場合。

 3.情報の容量が本データベース用サーバ機器の所定の記憶容量を超過した場合。

 4.その他、運営委員会が削除の必要があると判断した場合。

 

第7条(利用制限)

 本データベースは、運営の都合や非常事態等により利用者に事前に通知すること無く情報の提供を中止することがある。運営委員会は情報提供の中止によって生じる損害について一切の責任を負わない。

 

以上。